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第103回:最終章1~「あしあと」の見方

 100回+αで、しばらく続いた連載も、今回を含めて後2回で終了。おむです。

ここまで長く書き続けたのは、この連載と、自分のブログだけ。

最終章となる最後2回は、ブログと同じような感じで書いていこうと思います。

「おむです。」の「おむ」は尾室拓史がよく呼ばれるあだ名で、ブログの最初には「おむです。」といつもつけています。

そしてもう一つこんな感じでつける。

ただの、連載です。

自分が書くもの、描くもの、考えるもの、作るもの、そういったものをまとめて創造するものと言うなら、

創造するものは、その時の自分の気分やテンションがすごく投影される。

悲しい気持ちで創造するものは、どこか悲しいものになり、優しい気持ちで創造するものは、どこか優しいものになる。

現在、山田ズーニーさんという、ほぼ日刊イトイ新聞の大人気コラム作家で、

SFCで非常勤講師として指導している方のアシスタントとして「ライティング技法ワークショップ」という授業を運営していて、SFC生の書く多くの文章に触れています。

触れていて思うのは、みんな、すごく書く力があるということ。

実のところ、ちょっとばかし「自分はライティングの才能がある」なんて思うこともあったけど、そんなもの嘘っぱちでした。本当にみんな文章が上手く、下手な人などいない。

ただ、自分がオリジナルでできるのかなと思うのは、書くという創造をする時、結果として生み出されるものに投影されるその時の気分やテンションを、動かせるということなのかもしれません。

それは別に魔法のように難しいことではなく、例えば、好きな人のことを考えたり、音楽を聞いたり、自分の気持ちが大きく左右されることをするだけ。

文章に「気持ちを入れろ」と言われることがありますが、入れる「気持ち」をどれだけ高めるかが重要なのだと思います。

ちなみに今は、福山雅治の「最愛」(http://www.youtube.com/watch?v=n6Wk9VhGVIY">http://www.youtube.com/watch?v=n6Wk9VhGVIY)を聞きながら書いております。

といって、今までも、今回も大した文章が書けるわけじゃないので、大目に見てください。

自分のブログは、たまに長期間さぼったことがあるのに対して、

この連載は地元鳥取に帰った時も、オーストラリアに旅行した時も、送り続けたので、

こっちの方が、トータルでたくさん書いているのかもしれません。

初めの方は、わりとSFC AOの対策について書いていましたが、後々は、わりとAOという軸を中心に好き勝手なことを書いていたように思います。

書き始めた頃は大学1年生。

高校生にとっては先輩かも知れませんが、今の自分からみれば、少なくともその頃の自分は、子どもです。未来から見る今の自分が、おそらくそうであるように。

そして今は大学3年生。周りは就職活動を始めています。

眠たい目をこすりながら深夜に書いたものもあり、

力を入れて、数週間前に書いたものもあり、

数日前に洋々さんに送ったこともあり、

少し期限が遅れてしまったこともあり、

自信がない時もあり、

自身がある時もあり、そして、

いるかどうか分かりませんが、私の記事を対策の参考にされた方、

には非常に申し訳ないのですが、「こうじゃなくてこうだったな」なんて部分、たくさんあります。書き直したいなと思ってる部分、たくさんあります。ごめんなさい。

でも逆に、AOに関して色々な知識を得るうち、知らない間にある考えに染まってしまっていることを、昔の記事から考えさせられる部分もある。

きっと、

昔の記事も、最近の記事も、そして今パソコンで打っているこの文字も、

今の自分と、数週間後の自分と、大人になった時の自分と、

それぞれがそれぞれを読んだ時に感じることは違うんだと思う。それが自分以外の人間を含めると、さらに見方は変わってくる。約100回の連載は、そういう風に見てほしい。

そして、100回の連載を支えてくれた洋々さんにはとても感謝しています。何もない、この大学生に「書く」という仕事を与えるということは、普通ないこと。

中立公平を名目に、ちょっと他の企業にも顔を出しているのに受け入れてくれること、感謝しています。

予備校や塾というと、どうしても商売をやっている上、「金儲けをやっている」という感覚がつきまとうかもしれません。でも、AOに携わる予備校や塾は「入試から教育を変えていかなければいけない」という理念をもっています。そして洋々さんは特に、その信念が強いところといえます。

                               (最終回へつづく)             

他の記事はこちら
前回の記事:  →第102回:これからのAO入試(9)
次回の記事:  →第104回:最終章2~入試と私の立ち位置~
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