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第91回:モテる技術とAO入試7

 (前回の続きです)

 数回にわたり連載してきた「モテる技術とAO入試」ですが、今回で最後になります。テクニックにとらわれない、数年かけて積み重ねた実績が非常に大事になってくるのがAO入試であるため、このモテる技術からの応用で誰でも合格!となることはありませんが、AO入試及びその他における自らの「姿勢」として是非活用してみてください。

 今回はこれまでの総まとめを行います。まず初めに、SFC AOと女性の類似点として挙げたのは、
・人気があり、実質倍率6~10倍。
・声をかけるのはこちらから。
・アピール次第で受けいれられるかどうかが決まる。
・併願可能。
・審査基準が明確ではない。

 この5点でした。

 また、モテる技術から応用できたテクニックは、

・面白ければ受かるわけではない。
・良い人間と心がけていれば受かるわけではない。
→人間には悪い部分もあり、否定せず受け入れていく姿勢が重要。
・ありのままでいれば受かるわけではない。
→時と場合に応じて自分の良い一面を見せていく必要がある。
・とりたい受験生を口にするわけではない。
・生産的で自立的な人を求めている。
・「ノー」に動じない。
・他大学・他学部との併願を行う、一般入試も受ける。
・自ら行動を起こす。
・目標を見定める。面接官の評価軸を意識する。

 こちらです。

 SFCは確かに人気があり、AO入試での合格はかなり高い壁でもあります。が、SFC AOの存在を知らない人もおり、実質的な倍率は6倍程度となっており、また審査基準が明確に決まっているわけではないので、誰しも挑戦してみる価値はあります。

 しかしながら、相手に一途になってしまい、相手のこびをへつらうようなアピールをしていると、「自立的で生産的」な自分がだせず、あまり魅力的な人物像を相手に示すことができません。そのため、たとえ失敗したとしても、他大学や他学部、また一般入試での代わりがあるというスタンスでAO入試にのぞむようにしてください。

 面接の中でも、審査の中では自分に対して否定的なことが言われるケースもあります。が、その否定的な言葉に動じてしまい、相手にあわせるようになると、同じように魅力的な人物像には相手にうつりません。「ノー」と言われることはたとえ実力のある人でもあるということを心がけ、同時ない姿勢を見せましょう。また、面接にのぞむ際は、ある程度相手に対してどういったことを言えば相手が評価してくれるのか、またそれを言うためにはどう持ち込んでいかなければいけないのかをシュミレーションし、うまく目標を見定めることが大切です。

 今回はまとめ編なので、詳しく知りたい方は前回までの記事を読んでみてください。また、さらに詳しく知りたい方は、この記事が参考にした「モテる技術」を是非一度通して読んでみてください。この記事では書くことができなかった事例やテクニック等、もしかしたらさらに応用できる部分があるかもしれません。

 最後に、あまり良い例えではないのでここまで言わなかったのですが、もう一つ類似的なところがあるとすると、AO入試の「実績」にあたるものは女性から見た男性の「ルックス・顔」であるとも言えます。顔が良い男は確かにあまり努力せずに女性を獲得している・・・という泣きたくなる事実もありますが、逆に言えば顔に関係なく何故か女性をよくつかまえられる人もいます。AO入試でも多少そういった部分があるのかもしれません。

              慶應義塾大学SFC 総合政策学部 尾室 拓史

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