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第87回:モテる技術とAO入試3
(前回の続きです)
今回から、実際に技術をAO入試に応用しつつ述べていきます(文章の中の恋愛に関する記述は、「モテる技術」を参考に書いたものです)。
優しくて、面白い男がモテるわけではない。
優しい、面白いといった人間の性格は、男女問わず一般的には好かれ、そのような人は女性からも好意的な言葉を投げかけられがちですが、それだけで女性と付き合えるわけではありません。同様に、「君面白いね」と言われる受験生も、その時は好感触だったと感じるかもしれませんが、実際に合格できるかというとそうとは限りません。逆に、一般的には面白いと言われない人が女性と付き合うように、合格を手に入れることもあり、女性を手に入れるため、また合格するためには、面白いことを超えたものが必要であると言えます。超えたものが何か?という点に関しては、後々お伝えしていきます。
自分は良い人間だと信じて心がけている人がモテるわけではない。
人間は誰しも不純な気持ちも心の中に起こりつつ生きていく生き物です。しかしながら自分のことを良い人間だと思い込み、実行していくことがモテると思っている男は、逆に他の人間を否定しやすく、自分をコントロールできないそうです。確かに、男の私にとっても、「いかなる場合においても良いことをしなければいけないし、そうでない人は駄目だ」と思い込んでいる女性とは付き合いづらい心情をもちます。信念をもって活動してきた受験生の中には、AO入試の面接においても、自分の思い、考えを熱く語る人が多くなってくると思います。私がこれまで触れ合ってきた受験生にもそういった人が何人かいました。が、熱い信念をもつのは結構なことなのですが、時としてそういった人の中には「自分の考えに賛同できない人は悪だ」「熱くなれない人は人としての価値が低い」といったことを暗に示す発言をする人がおり、おそらく審査官にとっても「少し危険だな」と思われる存在であるに違いありません。人や社会は時として綺麗ではない部分をあわせもつけれども、良い部分もたくさんある、その上で、こういったことをプラスしていけばもっと良くなるのではないか?という、なにものも否定しないスタンスをもつように心がけた方がAOにおいては「視野が広い」ととらえられるに違いありません。
「ありのままの自分でいる男」に女性は魅力を感じるわけではない。
恋愛テクニックなど、必要ない。ありのままの自分でいることに女性は魅力を感じるんだという男性も、モテる人とは程遠い存在のようです。著者が言うには、恋愛テクニックとは決して自分を偽るものではなく、「ときと場合に応じて、その場に最もふさわしい自分の一面を出す」もので、それは恋愛だけではない、日常生活の色々なケースに当てはまるものであるようです。恐らく、その色々なケースの一つにAO入試も入るのではないでしょうか? 「ありのままの自分をアピールする」-確かに、基本的に必要な姿勢はこれであると、私も受験生に対して指導します。難しいことを言おうとして、結局抽象的な文章になってしまう受験生もいますが、ありのままの自分を語った方が、他人との差別化がしやすく、読み応えのある文章となります。しかしながら、「ありのままの自分をアピールしろ」と言われて、嘘偽りなく自分について語ったところで、ありのままの自分がよほど素晴らしい人物でなければ評価されません。著者の言葉通り「最もふさわしい自分の一面」、AOで言えば、「審査官に一番評価されるであろう自分の一面」を出すことで、初めて、ありのままの自分が相手を惹きつける自分へと変化します。
(次回へ続きます)
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