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第85回:モテる技術とAO入試1

 とうとう4月I期の出願時期になりました。決して全ての人が良い結果をもらうわけではありませんが、きっと書類の作成を通じて、将来やりたいことに関して深められた経験は、これまでにはない充実したものではなかったでしょうか?たとえどういった結果であれ、その経験はこれからの人生に生きてきます。

今回からは、デイビット・コープランド、ロン・ルイスという方が書いた「モテる技術」という本にあるテクニックを、AO入試に応用するかたちで記事を書いてみようと思います。この本は1998年にアメリカが出版されて以来、ベストセラーとなり、6ヶ国語にわたって翻訳されている、恋愛テクニック系の本の中では最も有名な本の一つとなっています。恋愛とはすなわち相手への自己アピールであり、おそらくそれはAO入試で大学へアピールしていく過程と多々一致している点があるのではないでしょうか?実際に志望理由書の指導を行う際に、志望理由書をラブレターに例える方も過去にいました。
 何故尾室拓史がこの本を持っているのか?と中には触れてほしくない部分に疑問をもった方もいると思うので説明しておくと、私の20歳の誕生日にSFCの友達が私に贈呈してくれたため、「偶然」この本に出会いました。

言い訳ではなく本当です。

私は純粋ですので、恋愛においてそういったテクニックじみたことは嫌であり、しばらく読むのをはばかっていました。が、つい先日、恋に悩む友人から相談を受け、私の小さな技量でその悩みに答えるのは失礼だと思い、仕方なくこの本を読破し、その上で相談に答えることにしました。

言い訳ではなく本当です。

もちろん、この本を参考にして恋愛をしていこうとは露思っておりません。が、もしかしたら対人コミュニケーション能力、自己アピール能力が問われるAO入試には応用できるのではないかという非常に真面目な考えに今回至った次第であります。

言い訳ではなく本当です。

ちなみにこの本は、男性用に書かれたものですが、女性用に書かれた「愛させる技術」という本も大好評発売中です。SFCの生協に2冊並んで販売されていますので、何かの折に来られた際には是非購入してみてください。
 あまり本の内容をしゃべりすぎることはできませんが、部分部分応用できるところをピックアップし、お伝えしていこうと思います。

SFC AOと、恋愛の類似点

 冒頭でも述べましたが、SFC AOと恋愛は非常に似ている点が多々あり、特に、「SFC AO入試へ合格すること」は、「ルックスも良く、一般的に魅力的と言われる女性を手に入れること」と非常に一致しています。まずはその点に関して述べていこうと思います。
 第一にSFC AOも魅力的な女性も、人気があります。東京大学や慶應法学部など、超高偏差値の大学、学部しか狙っていない受験生以外は一般的に「できることなら入学したい」と思うのがSFCであり、魅力的な女性はほとんどの男性から「できることなら付き合いたい」と思われています(残念ながら女性に比べて男性は、付き合うことに対して外見を重視する人が多いようにも感じます)。また、SFC AO入試の倍率は大体6~10倍ですが、魅力的な女性を一度に本気で狙っている男性も、気持ちの差こそあれ6~10人ほどではないでしょうか?確かに、ほぼ全ての受験生、ほぼ全ての男性にとって「できれば」入学したい、手に入れたい対象ではありますが、実際にそういった入試がある、女性がいると知っており、チャンスが与えられているのは限られてきます。

(次回へ続きます)

              慶應義塾大学SFC 総合政策学部 尾室拓史

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