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第84回:SFCレポート例4
AO入試の4月I期の出願も間近になりました。意外に書類に書くことがまとまらず、またそろえなければいけないものが多く焦っている人も多いのではないでしょうか?ただそれは自分だけではなく合格者となる人も含めた多くの受験生がその状態にあります。リラックスして臨んでください。 今年度の出願から、A方式とB方式の併願が不可となりました。今までは平均評定4.5以上ある人は両方に出願し、なかにはダブル合格をもらっている人もいたのですが、今回はどちらかを選ばなければなりません。その点について考察していこうと思います。
まずB方式の意図ですが、環境情報学部長の徳田さんは朝日新聞のインタビューの中でこう答えています。
――学業成績を重視するB方式は、従来のAO入試の目的にそぐわないのでは?
徳田 他大学との競争が激化する中、取る人に漏れがあるのではないかと見直し、05年度からB方式を導入した。高校の評定平均値4.0以上という基準をなくして色々な人が来るようになったこともあり、学業がずばぬけてよくてSFCでやりたいことが明確な人も取ろうと。
(http://www.asahi.com/edu/university/zennyu/TKY200803170117.html#">http://www.asahi.com/edu/university/zennyu/TKY200803170117.html#より)
また、前環境情報学部長の冨田先生は私のインタビューの中でこう答えられています。
B方式を導入したのはそれから随分後だけれども、高校時代に熱く何かに打ち込んで結果出した人はSFCにほしい。成績が4.5っていうのはそれなりに情熱かけないととれないものです。そういう生徒が、将来SFCでこういったことがやりたいと夢を語ってもらう、それはそれでいいじゃないかと。それがB方式導入の理由だと理解しています。
(http://omu-ao.sakura.ne.jp/interview/kyoju/tomita.html">http://omu-ao.sakura.ne.jp/interview/kyoju/tomita.htmlより)
平均評定4.5以上というものは、慶應を目指す学生としては、さほど「高くない」評定ともとれるため、実感があまりないとは思われます。けれどもこの記述からは、B方式はA方式で求められる活動実績にあたる部分が平均評定4.5以上であれば同等のものとみなされると判断できます。
また、B方式では添付資料は送ることができるものの、活動実績表を送ることができません。その点からは、B方式では主にSFCでの学習・研究プランが重要視されていると考えられます。
ただ、今回A方式とB方式が併願できなくなったことにより、両者の評価の境目がほとんどなくなったことも予測されます。つまり、B方式の出願者でも色々な活動実績は評価対象とするし、A方式の出願者でも4.5以上ある人は、B方式の受験者も意識し評価を行っていく、確実ではありませんが、教授の中で、ある程度加味される可能性もあります。
それでは今回、平均評定4.5以上あり、その他活動実績もある人はどちらに出願すればよいのか?ということですが、まず無難にB方式に出願し、駄目だったならばII期でA方式に再出願を行うことをお勧めします。A方式でも、学業成績は加味されて評価されますし、初めの「これから」が重視されるB方式で将来について突き詰めて考えることも、後々の出願にきっといきてくることでしょう。ただ、2度出願するということは、ほぼ受験の全ての期間をAO入試とともにすることになります。ある程度書類がまとまったら、それ以上深入りせず、なるようにしかならない、と思う姿勢も大切です。
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