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第51回:小小論4

小小論の3,4を述べます。

3自分の将来を語らせるもの
今度は未来に限定されているので「1テーマによる差別化」と「4表現方法による差別化」を用いることとなりますが、基本的には自分の過去を語らせるものと対処方法は同じです。

4アイデア、発想力を試しているもの
さてさて、これも志望理由書において紹介したものを使うのみです。使うものは「2解決案による差別化」で述べた3つの要素

・全てを疑え
・あらゆるカテゴリーから接近しろ
・論理を通せ

となります。デパートをつくるにしても、イルミネーションを考えるにしてもそれぞれ目的があってのことであり、目的を満たす=目的が満たされていない現状を解決していくことであるので、根本的に「問題発見、問題解決」の営みと同じ手法を用います。
 「あなたの理想のデパートを描け。」というお題を例にとって考えてみます。まずは最終的な目的を明確化させます。受験生にとってこの時点でのそれは、「他の受験生とは差別化された面白いデパートを考えること。」もちろんただ面白いだけでなく、社会的意義もあればなお良いでしょう。アイデア勝負で使うのはまず「あらゆるカテゴリーから接近しろ。」何か見つかったならばあとは論理で通すだけです。ちょうど今私の目の前にキリンのミネラルウォーターがあったのでミネラルウォーターで考えてみましょう。

 「私はミネラルウォーター専門のデパートが作りたい。ミネラルウォーターだけでデパートが作れるかはわからないが、世界各国の水を集めるとその種類は恐らくデパート一つ埋められるだけのものになるのではないだろうか?

 また、このデパートを作ることには日本人の水に対する関心をもっとあげていきたいという狙いもある。通常水道水で得られる水は残留塩素や化学物質が含まれており、安全であると言われているものの、健康上『良い』とは決して考えられない。日々の生活に一番関わってくる水に対して日本人がもっと敏感になることで、日本人の健康志向そのものも向上できるのではないかとも期待している。」

 さらに地元から送られてきたレトルトのカレーが目に入ったので、それでつなげます。

 「私はミネラルウォーター専門のデパートが作りたい。現実問題ミネラルウォーターだけでデパートが創れるかはわからないが、世界各国の水を集めるとその種類は恐らくデパート一つ埋められるだけのものになるのではないだろうか?
 また、このデパートを作ることには日本人の水に対する関心をもっとあげていきたいという狙いもある。通常水道水で得られる水は残留塩素や化学物質が含まれており、安全であると言われているものの、健康上『良い』とは決して考えられない。日々の生活に一番関わってくる水に対して日本人がもっと敏感になることで、日本人の健康志向そのものも向上できるのではないかとも期待している。
 このデパートでは、通常とは逆にセルフサービスでカレー等の食べ物を配りたい。決して水の味は一種類ではなく、それぞれの食べ物にあう水があるのだということも同時に伝えたいからだ。
 そもそも何故私がミネラルウォーターにこだわるかであるが、高校生活三年間「病気にならない生き方」を出版された新谷さんの健康法『毎日2!ミネラルウォーターを飲む』ということを実践してきたことによる。この健康法実践以来私は病気を全くしていないことから、是非他の人にも水にこだわってほしいという気持ちが強くなってしまった。」

 以上、真面目で固いというよりは、凄く「フランク」な感じで文章を書きました。SFCの小小論は評価にさほど影響がないと言われているため、気楽な気持ちで、ふざけすぎない程度に書いてみるといいでしょう。

慶応義塾大学SFC 総合政策学部 尾室 拓史

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