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第18回:教授インタビュー記事を読んで2

 前回の記事の続きです。http://omu-ao.sakura.ne.jp"> 富田教授へのインタビューから感じたことを書きます。

 「体育会の枠がない」ということがはっきりしました。私は少し疑っていたのですが、ないと聞いて安心です。冨田教授もそこはしっかり書いといてと言われていました。

 続いては2008年度からの大幅書類削減についてです。

 2008年度への改定は受験生にとってより自分を表現しやすく、評価者にとってより評価し易いように改善した結果だと理解しています。
 これは正しいと思います。今までの質問項目は言わば評価基準をやや限定していたとも言え、本当に自分が出せる添付資料で勝負しろというのは正解でしょう。ただ、少なくなった分志望理由書のみで判断するのではなく、添付資料や行ってきたことへの評価をしっかりすべきであると思います。

 国立大学AOの廃止の原因については、SFCがカリキュラム、理念と一体化してAOを実施しているのに対し、今まで通りのカリキュラムでAOを導入していった国立大学が廃止していくのは当然だと述べられていました。

 確かにその通りですよね。やる気がある人が自分の未来を追求していった結果、「法学だけをやりたい」「経済だけをやりたい」という結論には中々いたらないと思います。また、AO入試で入ってくる人はペーパーテストの点など気にしない人。それにもかかわらず「成績が悪い」という理由で廃止する国立大学は考えが浅すぎます。

 高大接続テストについてはまだまだ実態が不明なものであるので特に何もいえませんが、AO入試のせいで学力が下がっているという見方は明らかな間違いです。そもそも、一般入試を課していながらも名前を書けば受かる大学も今まで存在しており、一般入試によってある程度の学力基準が保たれていたということはないでしょう。

 将来やることをしっかりと考える学生が増えていくことは、必然的に大学の中身が監視されるようになります。今のブランドだけで判断される、教育内容よりも偏差値を挙げた方が有名になる大学体制は改められなければならないと思います。そのためにもAOの健全な普及が大切となってくるのだと考えます。

 5月へ入り、2008年度入試のラストを飾る9月入学用AOの出願もあと2ヶ月にせまりました。今から丁度1年前くらいに、私もSFC AOの存在を初めて知り、書類の作成を始めました。もう1年経つのかと思うと早い気もしますが、SFCでの充実した日々を考えると、この1年は5年分にも感じます。

 志望者評価書・調査書など、自分ひとりで用意できないものはなるべく早く獲得しておきましょう。また、ある程度やることが決まっている人は一度ぐらい志望理由書を書いておいたほうがいいかもしれません。ただ、全くもって焦る必要はありません。あくまでも書類は自分を表していくものであり、肝心の自分ができていない、自分のことをまだまだ掘り出しきれていなければ、ゆっくり分析しても大丈夫です。

 応援しています!



慶応義塾大学SFC 総合政策学部 尾室 拓史

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