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第34回:結婚で

 本日9月27日は最終日ということで、六本木の21_21 Design Sightでやってた、TOKYO FIBER SENSE WAREに行ってきました。するとなんと!!偶然、俺の一番好きなデザイナー原研哉さんと建築家隈研吾さんがトークショーをやっていたではありませんか!!

 さすが、ものすごい人人人。入場時に自分の区分(プレス/学生/一般など)を示すシールをもらうのですが、あの場にいた人ほとんど学生でした。聞けた時間は一瞬でしたが、持ってたRHODIAに急いでメモメモ。そしてちょうど読みたかった、原さんの「ポスターを盗んでください」を購入し、サインを頂きました(笑

 高校生のときに原さんの「デザインのデザイン」を読んで、初めてデザインに興味をもち、その後デザインやりたい!!という思いから今の大学に通うことになったので、自分にとってはすごく大きな存在だったので、逢えて本当に感動しました。イッセイミヤケの三宅一生さん、原研哉さん。そして隈研吾さんのスリーショットは圧巻でした。

 さてさて、先日友人の兄の結婚式でカメラマンとして撮影してきました。最初、撮影依頼の話を貰ったとき、正直大きなプレッシャーを感じました。一生に一度の大切なイベント。絶対に失敗は出来ない。教会は天井も高いし、バウンスとかライティングが非常に難しそう。何より、その場に渦巻くであろう幸福の渦を、溢れる笑顔と愛を、自分のような素人の腕ですくい上げられるだろうか。前日、特に緊張しました。前の晩に撮影コンテをいくつか描いて、イメージをふくらまし、我ながら自分なりに必死でした。

 普段みたいなイベントカメラマンは、画を作らなくても写真が撮れてしまうと私は思います。被写体の存在感に「撮らされる」ことが多いというのが正直なところです。だからズルが出来てしまう。話かけて、シャッター押すだけ。特に被写体のエネルギーが強いと、引っ張られてしまう。

 その後、写真において自分に足りてない力は、「撮るチカラ」だと思っていました。撮るチカラとは、「被写体に撮らされる」のではなく、「自らが撮る」ということだと思っています。さらに最近、写真家に最も必要な能力は、エゴだと思っています。自分の画を完成させられるだけの、エゴでモデルのエネルギーを凌駕する。それが必要なのではないでしょうか。

慶應義塾大学 環境情報学部 中川 諒

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