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第26回:落選

 7月31日、無事に21歳の誕生日を迎えることが出来ました。沢山のメール、メッセージ、電話をいただき嬉しく思います。20歳まではまだ、若さに甘んじていられましたが、もうそんなことも言ってられないなと思う今日この頃。今年は、就職活動も始まるし、自分は何者なのかを問い続け、自分と本気で向き合う年にしたいと思います。

 そして8月1日、応募していたCanon写真新世紀の審査結果が自宅に届きました。結果は非常に残念なことながら、落選していました。「厳正な審査の結果、あなたの作品は選外となりました。」と堂々と書面に書いてあるのを見るのは、さすがにショックでした。ここで落ち込むのではなく、ここでの経験を次に活かしたいです。とくに今回、この落選で学んだことはコンセプトの重要性。この写真新世紀は、森美術館の館長の南篠さんが審査員にいることからも、若干、伝統的な写真の文脈よりかは、よりコンセプチュアルな現代アートが求められていた気がします。これからは、もっと写真表現の可能性を模索していきたいです。もっと自分の中に内在してる問題意識だとか、テーゼ、アンチテーゼを具現化していく行為こそが、やっぱりアートの本質だと思います。

 つまり俺の今やってることは厳密に言うとアート活動ではなくて、ある意味商業写真と作家活動の間で、すごい中途半端なんだと思います。ここで落選したことで、俺は多分、これで一歩上のレベルに行ける気がします。このコンテストは、そういう意味で自分を高みに連れてってくれる為のコンテストだった、そう信じています。

慶應義塾大学 環境情報学部 中川 諒

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