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第20回:コンセプト

 いよいよこの夏のインターンのエントリーも、マスコミや外資の銀行やコンサルティング会社から始まり、ついにこの時期が来たかという感じです。ついこの間まで自分自身が高校の制服を着てAO対策を受けていたのに、もうスーツを着て就職活動とはなんとも、大学生の4年間はあっという間に過ぎるという先人の教えは正しいようです。100年に一度の大不況と言われるこの年に、就職活動を迎える私たちにはどのような影響があるかは、実際に本格的な採用の時期にならないと実感が湧かないというのが正直な気持ちです。

 写真に関しては先日応募したCanon写真新世紀でひとまずおあずけ。今は自分の将来について、本気で考える時間にしたいと思います。しかし、先日ゼミでお邪魔したnikeやauなど多くの広告のブツ撮りでも知られる写真家青木建二氏のオフィスは、クラシカルななかに今の雰囲気があって、澱みのない空気が流れていました。そして青木氏の話を聞いて、改めて自分の写真に対する姿勢と思想の浅はかさを思い知らされるのです。

 現在聴講しているデザイン言語ワークショップではadidasのシューズのコンセプトワークを行っています。アートにしろ、ビジネスにしろ、やはり一番大切なのはコンセプト。最近それを実感する機会が非常に多いです。そして何よりこのコンセプトを作り上げるのが最も難しいですね。

慶應義塾大学 環境情報学部 中川 諒

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