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第1回:スタートライン

 これまでSFCの授業紹介をしてきました、慶應大学環境情報学部2年の中川諒です。三年生への進級にともない、これまでとは心機一転、新たな連載を始めさせていただきたいと思います。その名も、「学生写真家中川諒~写真集出版への道~」です。

 昨年2008年の初春に念願の一眼レフを購入して以来、2008年freeml主催フォトコンテストでの審査員特別賞受賞を皮切りに、日本写真家ユニオン公募展フレッシュ部門での入選など、写真活動の場を拡げてきました。現在は世界で唯一チェキをメイン機材で撮影し、世界的にも評価の高いフォトグラファーの米原康正さんの下でアシスタントとして働くかたわら、クラブでのパーティーの様子を撮影するパーティーフォトグラファーと自らを称して、ほぼ毎週都内各所にある大小のクラブで撮影をしています。日々撮影に取り組むなかで、2009年に掲げた目標が、このパーティーフォトで写真集を出版するということです。このような経緯から、本企画にて連載を始めることになりました。

 つい先日、イギリスのクラブミュージックマガジンmixmag(en:Mixmag)誌上で、"THE WORLD`S TOP 10 KILLER CLUBS(世界で最もクールなクラブベスト10)"の世界2位に選ばれた、日本を代表するクラブWOMBに初めて撮影に行ってきました。ここはまさにプロフェッショナルの集まるクラブで、フルデジタルの音響システムから多彩なレーザー光線を使ったライティングまで、クオリティが高いことが有名です。普段写真の撮影も堅く禁じられ、フラッシュが焚かれるとすぐに屈強なセキュリティーが注意しに駆けつけます。今回は事前にPRESSとして申請を行い、許可を得ることが出来ました。

 光の具合が命ともいえる写真において、ライティングの状況が一転二転するクラブは撮影には非常に難易度が高い環境と言えます。今回の撮影では特に技術不足でかなり悔しい思いをしました。撮れる環境にいるのに、思うように撮れないのはカメラマンにとって非常に悔しいことです。

 私も高校生のときはこんな世界、こんなカルチャーが日本にあるということを知る由もありませんでした。特に私は小学校から高校まで渋谷にある、青山にある某私立大学の付属校に通っていたので、渋谷を「庭」と豪語することもしばしば。そんな私も、カメラを通じて、世界中から毎年多くの観光客も観光をしに訪れる街TOKYOの奥深さを痛感し、よりTOKYOに対する愛着が湧いています。そんなわけでつくったweblogがTOKYOPARTYNIGHT。よかったら覗いてみてください。これから大学生としての学生生活も楽しみつつ、文武両道でやっていきたいと思います。

慶應義塾大学 環境情報学部   中川 諒

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